日本共産党都議団は、2016年オリンピック招致活動には、200億円もの経費がつぎ込まれたうえ、浪費がくり返され、その内容もオリンピック精神からかけはなれたものであることを明らかにしてきました。石原知事は「未来への投資」でムダでないと言い張っていますが、事実はまったく異なります。
今回、情報開示請求で得た公文書などから、2009年度に行われた石原知事のオリンピック東京招致を目的とした海外出張の実態について改めて調査しました。その結果、招致活動の「成果」も定かに示せないうえ、これが「公務」かと疑念を抱かざるを得ないものも少なからずふくまれ、何よりも金に糸目をつけない浪費の数々とそのしくみの一端が明らかになりました。
知事の海外出張については、日本共産党都議団として、以前(2006年11月)にも、浪費の実態を告発し、都もきわめて限定的とはいえ改善策を示さざるを得なくなりました(07年2月、後述)。にもかかわらず、この改善策すらも形がい化され、およそ節約しようという姿勢がまったくみられなかったことを厳しく指摘せざるをえません。
調査で明らかになったその実態を告発し、都民に明らかにするものです。 【添付ファイル】 記者会見で発表した全文PDFです
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