東京都知事 石原慎太郎 殿
2011年3月23日
日本共産党東京都議会議員団
水道水からの放射性ヨウ素検出への緊急対応に関する申し入れ
東京都金町浄水場の水道水から200ベクレルを超える放射性ヨウ素が検出され、都民の不安が広がっています。福島原子力発電所の事故にともなう放射性物質による汚染が今後もつづく危険が予想されます。水道水という都民の命にかかわる問題であるだけに、都として緊急に以下の対策をとることを強く申し入れます。
- 各水系ごとの導水路及び全浄水場、そして水道蛇口などについてポイントを定め、常時検査態勢を確立することにより、事態の正確な把握に努めるとともに、都民への情報提供を行うこと。
- 緊急対応として、東京都水道局が確保している「東京水」(ペットボトル)を、乳幼児をかかえた世帯に無料で提供すること。また、保育園、小児病院など乳幼児を対象とした施設には、ただちに安全な水の提供を行うこと。
- 長期化が懸念されるだけに、国が責任をもって、東京都をふくめ放射能の影響がでている地域への安全な水を確保するよう、都として緊急に申し入れを行うこと。
- 都民の不安が広がっており、放射性物質汚染対策と対応について正確な情報提供につとめること。電話等での相談窓口も開設すること。
以上
「しんぶん赤旗」(2011年3月24日付け)に報道されましので、ご参照ください。 【添付ファイル】 申し入れ全文PDFです。
|