東京都知事 石原慎太郎殿
２０１１年４月４日
日本共産党東京都議会議員団
避難者への都営住宅提供に関する改善について
東日本大震災の被災者の都営住宅入居が始まりました。入居にあたって、ガスコンロ、照明、冷蔵庫、布団が提供され、家賃は無料とされたことは重要です。
ところが、多くの方が車で避難しているなかで、駐車場代と駐車場の保証金を避難者から徴収するという事態があり、新宿区にある百人町アパートの場合は１カ月の駐車場代で２万７千円、保証金８万１千円が請求され、一度に１０万円も準備するのは大変という声が寄せられています。また、洗濯機は不可欠であり、まだまだ寒い中、暖房器具もなく、寒くて眠れなかったという声も聞かれました。
着の身着のままで避難した被災者の方々に過ごしやすい環境を保障することはもちろん、今後の厳しい生活再建のために東京での避難生活に極力財政的な負担を抑えることが求められています。よって、以下の点をただちに改善するよう申し入れます。
- 駐車場代及び保証金は徴収しないこと。また、都営住宅に併設された駐車場がない場合は、近隣の駐車場を都が借り上げ、被災者に無償貸与すること。
- 生活には欠かせない洗濯機と暖房器具を提供すること。
以上
避難者向け駐車料などが無料になりました。「しんぶん赤旗」に報道されましたので、ご参照ください。
【添付ファイル】 申し入れ全文のPDFです。
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