東京都のIR・カジノ調査の実態について
日本共産党都議団は東京都のIR・カジノ調査の実態について、情報開示請求で出された資料を分析し公表しました。
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・「東京都のIR・カジノ調査の実態について」資料一覧
日本共産党都議団は情報開示によって都のIR・カジノに関する調査、検討の資料を入手し、その内容を分析してきました。
小池百合子知事は就任当初、「IRというのはカジノだけではない」(2016 年 9 月 2日・知事記者会見)と発言し、直近の 8 月 23 日の記者会見ではカジノという言葉を使わず、IRというのは「メリットもありデメリットもありということで検討していく」と話していますが、実態は、明確にカジノ誘致の調査・検討をしていたことがわかりました。
多くの世論調査でもカジノ反対の声が多数となる中、都民に隠しカジノ誘致にむけた調査を行ってきたことは重大です。
カジノ、ギャンブルは負けた人のお金を儲けの原資としており、人の不幸の上に成り立つ商売です。ギャンブル依存による本人や家族の苦しみ、マネーロンダリングの恐れ、治安悪化などの懸念は、対策をとればいいというものではありません。住民福祉の増進が使命である自治体がカジノに手を出すことは許されません。
今回、公表したものは開示請求で出された文書の一部です。日本共産党都議団は引き続き調査を行い、都の姿勢を質し、カジノ誘致を断念するよう追及していくものです。