議会運営委員会 議員の費用弁償を実費支給する条例の採決を求める意見表明 あぜ上三和子都議(江東区選出)
12月14日の議会運営委員会で畔上三和子議員(江東区選出)が、議員の費用弁償を実費支給する条例案について、可決成立させるよう意見表明をしました。
意見表明全文
議員提出議案第4号 東京都議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の採決を求める意見
議員提出議案第4号 東京都議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の採決を求める、意見を述べます。
この条例改正案は、都議会議員が都議会の本会議や委員会に出席するたびに一律1万円又は1万2千円が支給されている費用弁償について、交通費の実費支給にするものです。
現在、費用弁償は4年間で総額2億円にのぼります。議員報酬が支給されているもとで、「議員報酬の二重取り」などと批判されているものです。根拠のないお金を税金から支出することは自ら正していくことが求められています。
昨年の第1回定例会以来、2年近くもたなざらしにしておくこと自体、異常事態です。この間、継続審議としてきた理由は、議会のあり方検討会で検討するからということでしたが、定数問題が終了して半年もたっているのに、議論に入ることさえありません。これでは継続審査にする理屈は立ちません。
すでに、政令指定都市では20市中13市が費用弁償を廃止し、都道府県議会でも廃止、もしくは実費にしている議会があります。
議員自ら襟をただし、できるところから足を踏み出そうではありませんか。よって、本委員会で採決し、可決成立させることを強く求めるものであります。
なお、この条例改正案は、民進党都議団、都議会生活者ネットワーク、かがやけTokyo、東京みんなの改革、日本維新の会東京都議会そして日本共産党都議団6会派が共同で条例改正案を提案しているものです。
以上