舛添知事の海外出張、公用車の使用及び政治資金などに関する百条委員会設置について
東京都議会議長 川井 しげお 殿
舛添知事の海外出張、公用車の使用及び政治資金などに関する百条委員会設置について
２０１６年５月２４日
日本共産党東京都議会議員団
幹事長 大山とも子
政調委員長 清水ひで子
舛添知事が海外出張において条例で定められた宿泊上限額を大幅に超えていることを始め、歴代知事の海外出張費に比べても高額になっていること、公用車で毎週末のように湯河原の別荘に行っていたこと、また、政治資金の虚偽報告疑惑などについて、都民の批判が大きく広がっています。
この３つの問題について、知事は自ら事実を明らかにすることを拒否し、弁護士に調査をゆだねると述べ、都民への報告の時期すら明らかにしませんでした。
誠実に真実を明らかにすることを拒み、政治家としての責任をあいまいにしようとする、舛添知事の態度は断じて認められません。
都政への信頼を回復させるために、今こそ都議会としてその役割と責任を果たすべきです。
したがって、日本共産党東京都議会議員団は、都民の真相究明の声にこたえ、都議会としてただちに百条委員会を設置し、徹底解明をおこなうことを提案するものです。
以上