【談話】説明をいっさい拒否した舛添知事の態度は断じて許されない
説明をいっさい拒否した舛添知事の態度は断じて許されない
2016年5月20日
日本共産党東京都議会議員団
幹事長 大山とも子
本日の定例記者会見で、舛添知事は、政治資金の使い方、高額な海外出張、公用車の私的利用など、すべての問題について政治資金規正法に精通した複数の弁護士に調査をゆだねることを理由に、自ら説明することを拒否しました。しかも、弁護士による調査すら、いつまでに報告されるのかも明らかにしませんでした。あまりにも無責任であり、知事は政治家としての資質・資格に欠けるといわざるを得ません。
高額な海外出張、公用車の私的利用、政治資金の使い方など、都民の厳しい批判にさらされているすべての問題について、知事に求められているのは、知事自らがありのままの真実と知事としての出処進退を明らかにすることであって、弁護士による密室での調査を行うことではなく、ましてや法的責任があるかどうかの報告を受けることではありません。
知事自ら真実を明らかにする立場を示さない以上、都議会が果たすべき役割はいっそう重要です。わが党は、委員会での集中審議にとどまらず、百条委員会の設置をはじめ、都議会として全容を解明し、辞任をふくめ知事の政治責任を明確にするために全力をつくすものです。
以上