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質問・条例提案

2023.10.06

文書質問 JR豊田駅北口駅前広場のさらなるバリアフリー化について 清水とし子(日野市選出)

2023年第3回定例会で以下の文書質問を提出しました。

令和5年第三回都議会定例会
文書質問趣意書 提出者 清水とし子

質問事項
 一 JR豊田駅北口駅前広場のさらなるバリアフリー化について

答弁
 一 JR豊田駅北口駅前広場のさらなるバリアフリー化について

 

一 JR豊田駅北口駅前広場のさらなるバリアフリー化について
  豊田駅北口の駅前広場(ロータリー)は、2005年に策定された「日野市交通バリアフリー基本構想」に記載があります。
  しかし、駅前広場の現状には次のような課題があります。
  〔1〕ロータリーの縁石が高く、バスやタクシー乗車場所にスロープがありません。
   このため、車いすの方が、バスやタクシーに乗車する際には、後ろ向きになって、車椅子をかなり倒して車道に降りなければ乗車できません。
   また、家族の送迎車、バス、タクシーから降車する場合には、自力で縁石を超えることが難しいため、段差がないロータリーの端までいかないと駅に行くことができず、大回りすることになります。
  〔2〕都道と隣接する豊田駅北口エレベーター入口に向かうスロープは、勾配が急です。車椅子の方の中には腕の力で登ることができず、後ろ向きになって足で蹴りながら登っていく方もいて、危険です。
  〔3〕豊田駅北口をでて左手、自転車駐車場への曲がり角のところは勾配がきついうえに、勾配の角度が歩道の端と真ん中部分で違うため、つまずく歩行者も見られます。
 1 都は、道路のバリアフリー化についてどのような方針をもって整備を進めていますか。また、整備の具体的な内容はどのようになっていますか。
 2 歩道の段差の解消については、どのように整備することになっていますか。
   その考え方と具体的な方策などについて伺います。
 3 豊田駅北口広場のロータリーについて、バスやタクシー、送迎車両から高齢者や車いす使用者、ベビーカー利用者が使いやすいように段差の解消が必要と考えますが、いかがですか。
 4 歩道の勾配の改善については、どのように整備することになっていますか。
   その考え方と具体的な方策などについて伺います。
 5 豊田駅北口エレベーター入口に向かうスロープ、駐輪場への曲がり角の勾配についても改善を求めますが、いかがですか。
 6 バリアフリー化が整備済みとされている箇所であっても、現状に合っているかどうかの点検が必要です。都では点検についてどう取り組んでいますか。

 

令和5年第三回都議会定例会
清水とし子議員の文書質問に対する答弁書

質問事項
 一 JR豊田駅北口駅前広場のさらなるバリアフリー化について
  1 都は、道路のバリアフリー化についてどのような方針をもって整備を進めているか、また、整備の具体的な内容はどのようになっているか伺う。

回答
  都は、東京都福祉のまちづくり条例等に基づき、歩道の段差解消や視覚障害者誘導用ブロックの設置など、道路のバリアフリー化を進めています。

質問事項
 一の2 歩道の段差の解消については、どのように整備することになっているか、考え方と具体的な方策などについて伺う。

回答
  歩道の段差については、東京都福祉のまちづくり条例による施設整備マニュアルに基づき、車椅子使用者の利便と視覚障害者の安全な通行の双方を考慮して解消を図っています。

質問事項
 一の3 豊田駅北口広場のロ-タリーについて、バスやタクシー、送迎車両から高齢者や車いす使用者、ベビーカー利用者が使いやすいように段差の解消が必要だが、見解を伺う。

回答
  当該箇所については、地元自治体が設置したまちづくり懇談会に、地元自治会、商店会、企業、鉄道事業者、東京都等がメンバーとして参加し、そこでの議論を踏まえ整備を行いました。
  バスやタクシーなど公共交通事業者等から要望があれば、乗降及び歩道の利用状況を踏まえて必要性を検討していきます。

質問事項
 一の4 歩道の勾配の改善については、どのように整備することになっているか、その考え方と具体的な方策などについて伺う。

回答
  歩道の勾配については、東京都福祉のまちづくり条例による施設整備マニュアルに基づき、高齢者や車椅子使用者の通行に配慮して改善を図っています。

質問事項
 一の5 豊田駅北口エレベーター入口に向かうスロープ、駐輪場への曲がり角の勾配についても改善を求めるが、見解を伺う。

回答
  当該箇所における対応については、鉄道事業者や地元自治体との調整が必要です。

質問事項
 一の6 のバリアフリー化が整備済みとされている箇所であっても、現状に合っているかどうかの点検が必要だが、都では点検についてどう取り組んでいるか伺う。

回答
  都は歩道の状況について、日常の巡回点検や徒歩点検などを行っています。