都議会自民党の政治資金パーティについて
22日、日本共産党都議団は「都議会自民党の政治資金パーティについて」記者会見を行いました。
★会見を行う(左から)、原田あきら、白石たみお、和泉なおみ、池川友一の各都議
会見では、日本共産党都議団が独自に入手した資料を提示し、説明を行いました。資料は都議会自民党の総会で幹事長がパーティ券の扱いについて説明しているものです。先日行われた都議会自民党の記者会見では「資金管理の問題」としていましたが、資料からは裏金つくりをマニュアル化し、意図的、組織的に行っていたことがわかります。
資料からわかることは主に以下の通りです。
①都議会自民党の総会で、幹事長が説明していること。
②都議1人あたり100枚(1枚2万円、200万円)のパーティー券を配付し、納める金額は50枚分(100万円)だけ納めればいい、というシステムが周知されていること。
③100枚を超えて売った分は、会派と都議で折半していること。
④1824人が定員の会場に3000人参加を予定していること。
以上から、しっかりとルール化され組織的に行われており、極めて悪質性が高いと考えます。また、会場に入る人数をはるかに超えるパーティー券の販売を予定しているのは、会場に来ない人が相当数いることを当初から見込んでいることを示すもので、事実上の寄附、政治献金となっています。
パーティー券を何枚売り、いくら「中抜き」したかは、売った都議会議員しかわかりません。関わった都議一人ひとりが詳細を説明する責任があると考えます。
日本共産党都議団は、引き続き調査を続け、真相解明を行ってまいります。
日本共産党都議団が独自に入手した資料(下部のキャプションは日本共産党都議団)
【記者会見】都議会自民党の政治資金パーティについて (記者会見の動画こちら)