文書質問 区の児童相談所について 福手ゆう子(文京区選出)
2024年第4回都議会定例会
文書質問趣意書
提出者 福手 ゆう子
質問事項
一 区の児童相談所について
答弁
一 区の児童相談所について
一 区の児童相談所について
来年度から文京区に児童相談所が開設されます。文京区の児童相談所を含めると、児童相談所を設置する区は10区になります。設置した区は、相談支援など児童相談所の業務と、認可保育園や社会的養護施設など児童福祉施設に関する事務や里親に関する事務などの児童相談所設置市事務を行う必要があります。
児童福祉所の職員は、子どもの健全育成や権利擁護等、子どもの最善の利益を守るため、援助に必要な専門的知識や技術を習得することが求められています。
また、虐待相談件数が増え続け、複雑・困難なケースも多い中、児童福祉司等の急速な増員が求められています。
所長の担い手などを含め、専門性のある職員の確保、育成は児童相談所を設置する自治体が共通して直面する課題です。
文京区はこれまで、こども家庭支援センター職員の東京都児童相談所等へ派遣や、特別区人事厚生事務組合が行う児童相談所研修の受講などを通して、専門性の向上や強化を図ってきました。
1 各児童相談所設置区には、児童福祉司をはじめとした専門性のある職員の育成を行うことが求められますが、大きな課題である児童相談所職員の育成は、東京都を含む都内の設置自治体が協力して取り組むことが有効です。都区それぞれの役割・責任を踏まえつつ、子どもの最善の利益を最優先にする立場から、東京都が区立も含めた児童相談所職員の育成に役割を果たすことが重要だと考えますが、見解をうかがいます。
2 東京都が児童相談体制等検討会を継続して開いていることは重要です。現場からは都区合同の研修の実施について要望が出されており、その具体化が必要です。積極的な具体化を求めますが、いかがですか。
3 また、東京都児童相談所や特別区の児童相談所の間で人材交流をすることが必要と考えますが、都の見解をうかがいます。
2024年第4回都議会定例会
福手ゆう子議員の文書質問に対する答弁書
質問事項
一 区の児童相談所について
1 都区それぞれの役割・責任を踏まえつつ、子どもの最善の利益を最優先にする立場から、東京都が区立も含めた児童相談所職員の育成に役割を果たすことが重要であるが、見解を伺う。
回答
特別区が児童福祉法等に基づく児童相談所設置市として政令で指定を受けた場合、設置区は法令に定める児童相談所業務等を実施し、自ら児童福祉司や児童心理司等必要な専門人材を確保、育成することとなります。
都は、区立児童相談所も含めた都全体の児童相談体制を強化するため、業務の標準化や個別ケースに係る専門性の向上、共同での人材育成などに取り組んでいます。
質問事項
一の2 現場からは都区合同の研修の実施について要望が出されており、その具体化が必要であり、積極的な具体化を求めるが、見解を伺う。
回答
都は、都児童相談所と区立児童相談所の連携強化に向け、人材育成のための都のトレーニングセンターと特別区職員研修所による研修生の相互受入れや、合同研修の実施などを検討しています。
質問事項
一の3 東京都児童相談所や特別区の児童相談所の間で人材交流をすることが必要と考えるが、見解を伺う。
回答
都は、都児童相談所と区立児童相談所の連携強化に向け、都区間の人事交流などを検討しています。