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本日行われた都立水元公園の放射線量測定結果について
2012年6月25日
日本共産党東京都議会議員団
かち佳代子
本日、水元公園で、日本共産党都議団立ち会いのもと、公開で、わが党が要求してきた詳細な放射線測定が、東京都建設局によっておこなわれました。地上１ｍで14箇所の空間線量を測定し、9箇所で1.16〜1.22マイクロシーベルトという結果となり、都の言う「周辺の値」を差し引いた除染基準の１マイクロシーベルト以上となりました。わが党の調査結果の正しさが、都のおこなった詳細な調査によっても、改めて裏付けられました。
当該箇所について、都が、立ち入り制限をして、除染をおこなうことを表明したことは、遅きに失したとは言え、当然のことであり、一歩前進と言えます。
高放射線量の原因は、側溝の泥をかき出し運んだものや放射性物質が凝集したことなどによると推定され、それは本日の調査箇所以外にもあります。原因を究明し、必要な措置をとるとともに公園内をさらに詳細に調査し、除染すべきです。25万ベクレルの「黒い土」についても放置することなく対策をとるよう求めます。
今回、地上１ｍで除染基準以上の地点のうち、１箇所で地表面で測定しましたが、6.46マイクロシーベルトありました。除染基準を、葛飾区の除染基準である地表面で1マイクロシーベルトに合わせるべきです。
日本共産党都議団は、放射能から子どもたちを守るため、年間追加被ばく線量をできる限り少なくするため、ひきつづき努力するものです。
以上
【添付ファイル】 25日の放射線測定の様子が、「しんぶん赤旗」（6/26付）に掲載されましたので、ご参照下さい。
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