大島町における新型コロナウイルス感染症陽性患者発生に関する申し入れ
日本共産党大島町議会議員団、日本共産党東京都議会議員団は連名で、大島町における新型コロナウイルス感染症陽性患者発生に関する申し入れを小池百合子知事宛に行いました。日本共産党都議団が代表して申し入れを行いました。
応対した多羅尾光睦副知事は「島の医療、地域の特性に配慮して対応したい」と答えました。
★左から、原のり子、米倉春奈、(多羅尾光睦副知事)、和泉なおみの各都議
東京都知事 小池百合子 殿
大島町における新型コロナウイルス感染症陽性患者発生に関する申し入れ
2020年9月4日
日本共産党大島町議会議員団
日本共産党東京都議会議員団
9月1日、大島町で初めて新型コロナウイルス感染症の陽性患者が4人確認され、その後、さらに1人確認されました。
陽性者の確認を受け、現在小学校1校、中学校1校、保育園2園が休校・休園になっており、そこに通う子どもと教職員については全員PCR検査を実施していますが、その家族やその他の小中学校の児童・生徒についてはPCR検査が行われません。陽性者との接触者もかなりの数、広範囲に及んでいると考えられるため、PCR検査の対象の拡充が必要です。
陽性者の中には子どももおり、保護者としては子ども一人で本土に行かせられず、自宅療養をするケースもあります。今後も、子どもだけが感染するというケースも生じると思われ、対策が必要と考えます。
このことから、以下の項目について要望します。
記
1. PCR検査の対象を、休校・休園になっている小中学校、保育園の児童・生徒、教職員だけではなく、その家族にも拡大すること。
2.ヘリによる緊急搬送される患者の受け入れ先について
①都内での受け入れ先が常に確保されるよう、更なる医療体制の拡充を図ること。
②患者が子どもである場合、完全看護の病院、または保護者の付き添いが可能な施設を確保すること。
3.PCR検査対象については、検査を受けていない保育園、小中学校の児童・生徒も、希望者が任意で受けられるようにすること。また、島内の福祉関連施設職員及びその利用者、医療従事者、出入り業者等まで拡大し、検査の拡充を図ること。
4.東京都島しょ保健所大島出張所へ、医療スタッフの応援派遣を行うこと。
以 上