東京マラソン2020の一般ランナー参加料に関する申し入れ
日本共産党東京都議団は、東京マラソン2020の一般ランナーへ参加料を返金することなどについての申し入れを小池百合子都知事と東京マラソン財団理事長宛てに行いました。多羅尾光睦副知事が応対し、「関係方面に伝えます」と答えました。
東京都知事 小池 百合子 殿
一般財団法人東京マラソン財団理事長 伊藤 静夫 殿
2020年2月21日
日本共産党東京都議会議員団
東京マラソン2020の一般ランナー参加料に関する申し入れ
2月17日、(一財)東京マラソン財団は、東京マラソン2020に参加予定の一般ランナーについて、新型コロナウイルスが「東京都内における複数の感染者が確認される中、多くの一般ランナーが参加する本大会を実施することは困難であるとの結論に達した」と発表しました。
日本共産党都議団は、14日の小池知事への申し入れで「中止することもふくめ、感染拡大防止を最優先した対応を検討すること」を求めましたが、今回の判断を評価するものです。
同時に、東京マラソンで走れることに期待し準備してきた一般ランナーの方々に対して、ていねいな説明を行うことが必要です。財団は「今回限りの措置として、翌年の東京マラソン2021に出走することを可能」としていますが、別途参加料が必要であり、今回の参加料については返金しないとしています。
参加料返金保険の適用外というのがその理由ですが、今回の事態は参加料返金保険の対象に準ずるものであり、知事も参加料について「都として、この取り扱いについて何ができるか確認する」と発言したことが報道されています。
よって、日本共産党都議団は、以下の点について申し入れるものです。
記
- 参加予定だった一般ランナーに対して、参加料の返金もしくは来年度の参加料を免除するよう検討すること。
- 一般ランナーの方々に対し、今回の経過等について説明を行い、問い合わせについてもていねいに対応すること。
以上