介護支援専門員実務研修に関する緊急申し入れ
東京都知事 小池百合子殿
2017年1月12日
日本共産党東京都議会議員団
介護支援専門員実務研修に関する緊急申し入れ
介護支援専門員実務研修は介護支援専門員として働くのに必須の要件とされている研修です。今年の東京都の第1期(1~3月)の研修は10日から始まりましたが、定員不足により受けられない状況が生じています。
東京都は実務研修のカリキュラムの見直しが行われたことに伴い、昨年は1700人だった第1期の定員を今年は220人まで減らしました。一方で998人の申し込みがあり、今年4月から7月までに就職予定の方だけでも申込者は399人に上ったため、多くの方が受講できていません。
就職の予定があったにもかかわらず実務研修を受けられなかった方は、就職先の事業所で介護支援専門員として働くことができなくなってしまいます。また、人事異動により新たに介護支援専門員として働こうとしていた方が予定通り異動先で働けなくなる事態も生じています。
したがって、日本共産党都議団は、以下の事項を行うことを強く求めるものです。
記
- 実務研修を受講できなかった希望者の状況について緊急に調査を行うこと。
- 実務研修の定員を緊急に増やすための措置を講じること。
- 今後の実務研修について、十分な定員数を確保すること。
以上