海の森水上競技場計画の重大な問題点―仮設での彩湖利用の提案―
膨張するオリンピック経費の縮減・適正化をはかるうえで、組織委員会経費の見直しとともに、何よりもまず東京都が責任を負う都立競技施設の見直しは緊急の課題です。
小池知事は、オリンピック・パラリンピック調査チームで、競技施設の場所、規模、予算等の妥当性や変更の可能性を調査するとしていますが、具体的にどう対応するかが問われています。
日本共産党都議団は8月30日「五輪費用の削減と透明化にむけた提言」を知事に提出しましたが、ボート・カヌー関係者や都民からも見直しの声があがっている海の森水上競技場計画について、全面的な検討が急がれています。 そこであらためて、海の森水上競技場計画の重大な問題点を指摘するとともに、なぜ彩湖(埼玉県戸田市)を仮設施設として利用することがふさわしいのか、日本共産党都議団としてのこれまでの調査を踏まえた提案を、知事に申し入れ、記者会見で発表しました。