繰り返される専決処分に厳しく抗議します
31日、日本共産党東京都議会議員団、都議会立憲民主党、無所属 東京みらい、都議会生活者ネットワーク、自由を守る会、東京維新の会の6会派は標記の抗議を、小池知事あてに行いました。武市敬副知事が応対しました。
★抗議文を手渡す日本共産党都議団の和泉なおみ都議(左)と都議会生活者ネットワークの山内れい子都議(右)(2021.5.31)
東京都知事 小池百合子 様
繰り返される専決処分に厳しく抗議します
2021年5月31日
日本共産党東京都議会議員団
幹事長 和泉なおみ
都議会立憲民主党
幹事長 中村ひろし
無所属 東京みらい
幹事長 森澤恭子
都議会生活者ネットワーク
山内れい子
自由を守る会
上田令子
東京維新の会
西郷あゆ美
緊急事態宣言が6月1日から20日まで、再延長されることとなり、それに伴って5月28日、知事は補正予算2,673億円を専決処分しました。すでに、今年度6回目となる補正予算のうち、第一回定例会閉会後に、専決処分を4回繰り返しています。今回の専決処分と合わせて、その総額は実に1兆円を超えています。
日本共産党都議団、立憲民主党、東京みらい、生活者ネット、自由を守る会、東京維新の会の6会派は、臨時議会開催の要請も5回行っていますが、知事は一度も臨時議会を招集していません。
私たち6会派は、さらに5月27日、緊急事態宣言の延長に伴って編成される補正予算は、専決処分しないことを強く申し入れました。
緊急事態宣言の再延長期間は6月1日からです。6月1日に開会日を迎える都議会定例会において提案し、質疑し、採決することは可能であるにもかかわらず、専決処分を行ったことは、議会軽視であり、断じて認めることはできません。
よって、厳重に抗議するとともに、これ以上このような専決処分を繰り返さないことを強く求めるものです。
以 上