ご意見・ご要望
ページトップヘ

申し入れ・談話

2021.07.12

4度目の緊急事態宣言について(談話)


 

2021年7月12日
日本共産党東京都議会議員団
幹事長 和泉なおみ

4度目の緊急事態宣言について(談話)

 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、本日から8月22日までの4度目の緊急事態宣言が始まります。1日あたりの新規陽性者数は、本日まで23日連続で前週同曜日を超え、10日(土)には950人に達しました。
 都民と事業者に対しきびしい自粛を求めながら、無観客とはいえ五輪を開催することは、矛盾したメッセージとなることは明らかです。無観客であっても五輪を開催することで約10万人が海外から来日し、ウイルスが持ち込まれる危険が生まれるとともに、矛盾したメッセージを出すことで、都民・事業者の協力を得られなくなります。緊急事態宣言下の五輪開催はあり得ません。
日本共産党都議団は、あらためて五輪中止を求めるものです。
また小池知事は、またしても都議会6会派の要請を無視して、5,118億円の補正予算を、議会を開くことなく専決処分で勝手に決定しました。とんでもないことです。
 日本共産党都議団は、知事および専決処分を容認した自民党、公明党、都民ファーストの会に対しきびしく抗議するとともに、間もなく開かれる都議会第1回臨時会で、専決処分の承認を議題とすることを求めるものです。
 都の補正予算および緊急事態措置の内容は、事業者への協力金については従来の延長線上にとどまり、検査についての予算がないなど、きわめて不十分です。
 日本共産党都議団は、ワクチンの迅速で安全な接種、大規模検査の実施、事業者に対する十分な補償と都民に対する生活支援、医療機関への減収補てんなどを行うことを求めるものです。

以 上