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申し入れ・談話

2021.09.22

コロナ禍に対応したシルバーパスの負担免除を求める申し入れ

日本共産党都議団は本日、標記の申し入れを小池百合子知事あてに行いました。福祉保健局高齢社会対策部の玉岡雄太在宅支援課長が応対し、「ご意見として承ります」と答えました

★申し入れを手渡す(左から)曽根はじめ、大山とも子、藤田りょうこ、(福祉保健局のお二人)斉藤まりこ、原純子各都議。(2021/9/22)


東京都知事 小池百合子殿

 

コロナ禍に対応したシルバーパスの負担免除を求める申し入れ

 

2021年9月22日

日本共産党東京都議会議員団

 

 シルバーパスは、高齢者の移動する権利を保障し、人とのつながりを支援し、外出することによる健康の維持や生活の質の向上にも役立ち、重要な役割を果たしています。東京都シルバーパス条例にも、「高齢者の社会参加を助長し、もって高齢者の福祉の向上を図ることを目的とする」と記載されています。

 ところが、2年近くに及ぶコロナ禍のもと、昨年から今年にかけて、多くの高齢者は外出を大きく減らしており、せっかくシルバーパスを持っていても、ほとんど使わなかったという方が多くいます。「シルバーパスを取得しても使えないのでは、更新しようか迷っている」、「今年のシルバーパスが使えなかったのだから来年も引き続き使えるようにしてほしい」など、様々な声が寄せられています。

 東京都ホームページのシルバーパスのご案内のページには、「新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、東京都における緊急事態措置等を実施しています。不要不急の外出・移動の自粛をお願いします。」と書いてあります。一般的に考えれば、この通りに外出を自粛すれば、パスを使う機会は減ることになります。

 今年に入ってからほとんど緊急事態宣言等が出ていることを考慮すれば、外出・移動の自粛をお願いしている東京都の責任として、対応すべきです。

 よって、日本共産党都議団は、小池知事に対し、以下の事項を強く求めるものです。

  1. 今年9月までのシルバーパスを持っている方は、10月以降も新たな負担なくパスを使えるようにすること。
  2. すでに更新した方には、払い戻しをすること。

以上