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申し入れ・談話

2022.04.14

東京都は横田基地CV―22のホバリングに係る配慮について 米国や米軍に要望すること

要望書を手渡す(左から)アオヤギ有希子、清水とし子、尾崎あや子、(武市副知事)、大山とも子 

 日本共産党都議団は4月14日、標記の要望を小池百合子都知事あてに行いました。武市敬副知事が応対し、動画を確認しました。「しっかりと承りました。国と同じスタンスで対応しています。要望は関係者と協議してまいります」と述べました。要望の内容は以下のとおりです。


東京都知事
小池 百合子 殿

                                                       

2022年4月14日
                                日本共産党東京都議会議員団

 

東京都は横田基地CV―22のホバリングに係る配慮について米国や米軍に要望すること

 横田基地の北側ヘリパッドにおけるCV―22オスプレイのホバリングによって、近隣住民への騒音・振動の被害、健康への被害が発生しています。
 予算特別委員会でも紹介しましたが、北関東防衛局は今年の2月16日付けで横田基地第374空輸航空団副司令官に対し、「CV-22のホバリングに係る配慮について」要請を行いました。要請文は具体的な被害の実態を示し、原則として、CV―22のホバリングを昨年10月に工事を完了した基地中央に位置するヘリパッドで行い、北側ヘリパッドでは行わないといった抜本的な措置を講じるよう、改めて特別の配慮を要請しています。
 東京都も基地周辺5市1町とともに昨年12月、ホバリングの問題や騒音・振動問題、健康被害についても国に要望をしており、重要です。
 しかし、4月になっても住宅がある北側ヘリパッドでのCV-22オスプレイのホバリング訓練が実施されており、住民からの不安の声が寄せられています。米国や米軍は、都や国の要望を無視していると言わざるを得ません。
 そこで、下記の事項について、東京都として直接、米国や米軍に要望することを求めるものです。

1,知事が直接、現地調査を行い地元住民の要望を聞くこと。
2,都として、米国や米軍に横田基地の北側ヘリパッドでのCV-22オスプレイのホバリングは中止するよう強く求めること。 

                                                  以上