子ども・若者の意見を聞き、「東京都子供・若者計画」を バージョンアップすることに関する申し入れ
日本共産党都議団は本日、子ども・若者の意見を聞き、「東京都子供・若者計画」をバージョンアップすることに関する申し入れを小池百合子知事あてに行いました。生活文化スポーツ局都民安全推進部の下出享克若年支援課長、前田泰伯総合推進課長、山上英昭都民安全推進専門課長が応対しました。
「子供・若者計画」のバージョンアップや青少年施策の推進は、若者の参画や当事者の声をしっかりと聴くよう、重ねて求めました。
申し入れ文書は下記をご覧ください。
★申し入れを行う(左から)池川友一、原のり子、藤田りょうこ、米倉春奈、(課長)、とや英津子、
アオヤギ有希子、福手ゆう子の各都議
東京都知事 小池百合子 殿
2022年12月22日
日本共産党東京都議会議員団
子ども・若者の意見を聞き、「東京都子供・若者計画」をバージョンアップすることに
関する申し入れ
都は、「東京都子供・若者計画」で子どもや若者への支援を取りまとめています。今期(2020〜2024年度)の計画は、「中間年を目途に各施策の進捗状況をもとに、次期計画において見直しを行う上での課題整理を行っていく」ことが定められました。今年度は計画の中間年です。都として、関係局にとどまらず子ども・若者・支援関係者の意見を聞き、進捗と課題の整理を行うことが必要です。
また、計画期間中のこの2、3年の間に、子どもや若者をとりまく状況は大きく変わっています。物価高騰やコロナの長期化により、これまでの困難に加え、孤立など新たな困難が広がっています。子どもや若者の現状を踏まえた、計画のバージョンアップが必要です。
よって、日本共産党都議団は、以下の点を申し入れます。
記
- 「東京都子供・若者計画」の課題整理を行うにあたっては、関係局からの意見や情報の交換にとどめず、子ども・若者・支援関係者から意見を聞くこと。
- 子ども・若者をとりまく状況が計画策定時から、大きく変わっていることを踏まえ、実態調査を行い、現状を踏まえた計画のバージョンアップを検討すること。知事の諮問機関である青少年問題協議会で議論を行うこと。
- 東京都こども基本条例をふまえ、青少年問題協議会に当事者世代の参加を保障すること。
以 上