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申し入れ・談話

2023.02.24

文教委員会での不規則発言と委員会運営について、入江のぶこ委員長、 都民ファースト たきぐち学幹事長に要請

 都議会文教委員会に所属する3会派5名の議員は、文教委員会における伊藤ゆう議員の不規則発言と入江のぶこ委員長の委員会運営について、入江委員長と都民ファーストの会東京都議団のたきぐち学幹事長に、謝罪と再発防止を要請しました。

 都民ファーストの会の受付に要請書を渡し、両者に面会し内容を説明したいと求めたところ、「たきぐち幹事長が(本会議前の団の)総会後に連絡する」との伝言を受けましたが、連絡はありませんでした。入江委員長からは本会議開会直前に受け取った旨の電話がありました。


★申し入れ後、メディアの取材に答える(右から)斉藤りえ・阿部祐美子(立憲)、とや英津子・アオヤギ有希子(共産)、米川大二郎(ミライ)の各都議(2023.2.24)


2023年2月24日

東京都議会文教委員会
 委員長 入江 のぶこ 殿

日本共産党東京都議会議員団
とや英津子
アオヤギ有希子
都議会立憲民主党
斉藤りえ
阿部祐美子
ミライ会議
桐山ひとみ

要請書

 2月9日、10日に行われた文教委員会の審議において、複数の女性議員に対し、伊藤ゆう議員から常軌を逸した不規則発言が執拗に繰り返され、それによってしばしば質疑が滞る事態となりました。激しく威圧、恫喝するようなハラスメントの不規則発言で質疑を妨害することは、決して許されません。しかし委員長は、一方的なハラスメントを容認する態度をとり続け、質問者が制止するよう求めたにもかかわらず、制止することもせず放置し、その結果、審議が混乱し、不規則発言をさらに助長することになりました。
 さらに、質問者が発言をしている最中に挙手をした教育長を、委員長が指名し発言させて質疑を中断したことは、議員の質問権を妨害するものです。
また、文教委員会では過去の経緯から、理事会の話し合いで、不規則発言は控えることを取り決めてきました。
 委員会中継を見た多くの方々から、委員会運営や都議会の品位に対する厳しいご意見が寄せられています。
 自由で活発な議論により住民の意向を施策に反映させ合意形成を図る場であり、都民の知る権利を保障する場である常任委員会において、互選で選ばれた委員長は、不偏不党、公平公正な采配をする責任があります。
 公正公平な委員会運営、インクルーシブな委員会を確立するために、委員長は今回の運営について謝罪するとともに、委員会での再発防止に努めることを求めます。

以 上


2023年2月24日

都民ファーストの会 東京都議団
 幹事長 たきぐち 学 殿

日本共産党東京都議会議員団
とや英津子
アオヤギ有希子
都議会立憲民主党
斉藤りえ
阿部祐美子
ミライ会議
桐山ひとみ

要請書

 2月9日、10日に行なわれた文教委員会において、貴会派の伊藤ゆう議員は、長時間にわたり、複数の質問中の女性議員に対してのみ不規則発言を行いました。発言の内容は、暴言、恫喝する内容が含まれ、質問者に対するハラスメントであり、議会の品位を貶めるものです。また、文教委員会の委員長を務める貴会派の入江のぶこ議員も、この行為を放置し、助長しました。
 よって、伊藤ゆう議員の謝罪と、ハラスメントの再発防止、入江のぶこ委員長の委員会運営については、公平公正な運営をするよう指導されることを強く要請するものです。

以 上