オスプレイの飛行再開に抗議を行い、飛行中止を求める要望
申し入れを行う(左から)大山とも子(新宿区)、清水とし子(日野市)、アオヤギ有希子(八王子市)、尾崎あや子(北多摩第一)各都議(2024.3.22)
3月22日、日本共産党都議団はオスプレイの飛行再開に抗議を行い、飛行中止を求める要望を小池知事あてに提出しました。中村倫治副知事が応対し、「ご要望は承りました」と答えました。申し入れの全文は以下の通りです。
東京都知事 小池百合子 様
2024年3月22日
日本共産党東京都議会議員団
オスプレイの飛行再開に抗議を行い、飛行中止を求める要望
2023年11月29日、鹿児島県屋久島沖合での横田基地所属CV-22オスプレイの墜落死亡事故が起きました。
ところが、墜落事故の原因について具体的な部品名も事故原因も明らかになっていないのに、3月8日、アメリカ軍は飛行停止措置を解除して飛行を許可すると発表し、防衛省はCV-22オスプレイの飛行再開を容認しました。
これを受け8日、東京都と横田基地の周辺市町連絡協議会が「オスプレイの飛行再開について」、事故原因や安全対策、再発防止などを明らかにするように要請しました。ところが防衛省は13日、「米軍と陸上自衛隊の垂直離着機オスプレイが14日以降、整備が整った機体から順次、飛行再開する」と発表しました。
今回の墜落事故の原因が、全く明らかにされない状況での飛行再開は許されません。防衛省によるオスプレイ飛行再開の発表を受け、都として飛行再開に対し厳しく抗議し、飛行再開を中止するよう強く働きかけることを要望します。
記
一、都は、国と米軍に対しオスプレイの飛行再開の中止を求めること。
二、横田基地の責任者に対し、直接知事と面談し、飛行再開について説明することを求めること。
以上