ご意見・ご要望
ページトップヘ

調査・会見

2025.03.05

都議会自民党のパーティー券追加配布リストについて

 5日、日本共産党都議団は「しんぶん赤旗」日曜版が入手した資料「令和元年 12.23『飛躍のつどい』 チケット(追加分)」を分析し、その内容を会見で明らかにしました。この資料により、1月23日に都議会自民党が行った謝罪会見が「嘘まみれ」であったことが明らかになりました。

★会見を行う(左から)大山とも子、和泉なおみ、白石たみお、池川友一、原田あきら、の各都議

会見発表文書(印刷用PDF)
会見で使用したパネル(PDF)


謝罪会見も「嘘まみれ」
─都議会自民党のパーティー券追加配布リストについて─

2025年3月5日
日本共産党東京都議会議員団

  1. 経過の概要

 都議会自民党が主催した政治資金パーティー(2019年、22年)において、政治資金収支報告書への不記載問題(裏金問題)が明らかになり、会計担当者が略式起訴されました。都議会自民党は、1月23日に記者会見をひらき、現職や元職の都議など合計26人に不記載があったことを公表し、それぞれ収支報告書の訂正を行うとしました。
 しかし、今回「しんぶん赤旗」日曜版が入手した資料「令和元年 12.23『飛躍のつどい』 チケット(追加分)」(以下「リスト」)によって、謝罪会見が「嘘まみれ」であったことが明らかになりました。
 また都議会自民党は、わが党の公開質問状への回答に代えて、2月14日に発表した「幹事長談話」で、「内部調査が完了しました」と「会派としての説明」を掲載していますが、これも「嘘まみれ」だということになります。

  1. 「リスト」から明らかになったこと

①不記載は26人ではなく、少なくとも38人
 「リスト」には、現職都議12人、前・元都議15人、衆議院議員2人、都議候補3人の合計32人の氏名があります(肩書は19年当時)。
 都議会自民党は、不記載は26人だと説明してきましたが、「リスト」にはそこには含まれていない12人の氏名が記載されています。つまり、裏金をつくっていたのは、26人ではなく、少なくとも38人だということになります。

②2019年分の不記載額の合計は、約2600万円
 裏金を過少に公表していたことも明らかになりました。「リスト」に書かれたパーティー券の枚数を踏まえれば、2019年の不記載額はこれまで公表されたものより約800万円多い、約2600万円となります。さらに、2022年分を含めると約3700万円です。
 都議会自民党は、1月24日付で政治資金収支報告書の訂正を行っていますが、現時点においても「虚偽記載」の状態が続いていることになります。

③国会議員や元議長、元都連幹事長などを意図的に隠していた
 2019年分の不記載議員として、都議会自民党が公表せず、「リスト」に記載のある13人の中には、高木啓衆議院議員、鴨下一郎衆議院議員(当時)の2人の国会議員、亡くなった元議長や元都連幹事長などが含まれています。
 都議会自民党がつくっていた「リスト」に含まれていながら、公表しなかったことは、こうした方々を意図的に隠したということになります。

④違法な個人献金にあたるケースを隠したかった
 「リスト」に名前のある元都議の高橋和実氏は、30枚のパーティー券の配布を受けたと記載されています。高橋氏の政治団体は、2019年3月に解散しており、政治資金パーティーの売り上げは個人が受け取るしかありません。個人が受け取っていれば違法となるため、公表しなかった可能性があります。

  1. 政治倫理条例検討委員会で、参考人として当事者を呼ぶことが不可欠

 今回の「リスト」の存在は、都議会自民党の説明が「嘘まみれ」であったことを示すものです。全容解明と再発防止を行うためには、一つひとつ事実を明らかにしていくことが求められます。
 そのための具体的な提案として、都議会に設置された政治倫理条例検討委員会に、参考人として「裏金問題」の当事者を呼ぶことが不可欠です。これは、政治倫理を確立するためにも必要です。
 日本共産党都議団は、事実を明らかにするため、全力をつくします。

以 上