第2回定例都議会の会期延長に関する申し入れ
20日、日本共産党東京都議会議員団、都議会立憲民主党、無所属 東京みらい、都議会生活者ネットワーク、自由を守る会、東京維新の会の6会派は標記の申し入れを、石川良一議長と増子ひろき議会運営委員長あてに行いました。石川良一議長が応対しました。
★申し入れを手渡す日本共産党都議団の和泉なおみ都議(左)と、自由を守る会の上田玲子都議(右)(2021.5.20)
議 長 石 川 良 一 様
議会運営委員長 増 子 ひろき 様
2021年5月20日
第2回定例都議会の会期延長に関する申し入れ
日本共産党都議会議員団
幹事長 和泉なおみ
都議会立憲民主党
幹事長 中村ひろし
無所属 東京みらい
幹事長 森澤恭子
都議会生活者ネットワーク
山内れい子
自由を守る会
上田 令子
東京維新の会
西郷あゆ美
知事は、今年度すでに5回補正予算を編成し、そのうち3回は、議会の質疑・決定を経ずに専決処分が行われています。日本共産党都議団・都議会立憲民主党・東京みらい・生活者ネットワーク・自由を守る会・東京維新の会の6会派は、臨時議会の開催を求めてきましたが、いまだ臨時議会は招集されていません。
変異株が従来株に置きかわりつつあり、感染拡大はこれまで以上に深刻な様相を呈している中で、第2回定例会には4,265億円に上る補正予算の提出が予定されています。これまで専決処分された3つの補正予算の質疑とあわせて、これまでの課題の検証と共に今後必要な取り組みについて、事業者や都民への支援策、セーフティネットの強化など、検討すべき課題は山積しています。
しかし、第二回定例会の会期は、わずか1週間で、通常の定例会の半分以下の短さであると同時に、本会議質問も1日のみで、質問時間についても大幅な短縮が予定されています。
これでは、現下の感染状況、経済動向を踏まえて編成するという補正予算を議論するのにあまりにも不十分です。
よって、下記の通り要請いたします。
記
- 新型コロナ対策特別委員会(仮称)を設置し、知事出席の下で、新型コロナ対策に関わる議案等を、総合的に審議すること。
- 常任委員会の質疑とともに、新型コロナ対策特別委員会(仮称)の審議時間を確保するために、第2回定例会の会期を6月10日までの10日間とすること。
以 上