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質問・条例提案

2024.03.07

三井不動産など事業者にイチョウ並木など全ての既存樹木を維持するよう申し入れ

 三井不動産に申し入れを行う「神宮外苑再開発をとめ、自然と歴史・文化を守る東京都議会議員連盟」(写真左から二人目は原田あきら都議(杉並区)) 

 

 神宮外苑再開発をとめ、自然と歴史・文化を守る東京都議会議員連盟は、今年の3月7日、三井不動産など事業者に「神宮外苑再開発に係る既存樹木の保全についての要望書」を手渡し、都民や専門家と対話するよう申し入れました。

 申し入れでは、都が昨年9月、既存樹木の伐採着手前に具体的な保全策を示すよう事業者に要請したことを指摘し、146本のイチョウ並木をはじめ全ての既存樹木を保存するため、

 ①移植ではなくそのまま維持できるよう再設計する。

 ②参加者を限定せず都民と話し合う場を設ける。

 ③都民や日本イコモス(ユネスコ諮問機関)国内委員会のいけんを取り入れ樹木保全策をつくるーことなどを求めました。

 これまでイコモスの申し入れにも事業者が直接受け取ることをしませんでした。今回、都議会議連の要望書を初めて事業者の担当者が受け取りました。事業者側からは、「世論の高まりを受けて樹木保全策を慎重に精査する」との回答があり、大変重要な申し入れとなりました。